昨日はひさびさにIちゃんと会って、経堂のロバロバカフェ(古本市開催中)、ブドリカフェをはしご。Iちゃんも本作りを少しずつ進めているみたいで、その話も少ししたり、わたしの作りたい本のことを話したり。二人とも自費出版なので、経済的なことなどいろいろ不安もあるが、印刷会社を教え合ったり、レイアウトのことを相談したり出来るので、こういう仲間がいるのは心強い。ロバロバでは絵本をふたつ買った。ヒサマツエツコさんのと、nakabanさんのだ。
ところで、古本はなかなか価値が分かりづらいので(知識がないのが要因だが)、いつも買う一歩手前で勇気がなくってやめる。特に数千円という値段になってくると、ほんとに欲しいのかよくわからなくなってくる。図書館で借りて読むので十分だしなあ、という気がするのだ。何しろ、わたしには収集欲がほとんどない。古本屋や骨董市で喜びを感じる瞬間は、100均本の棚を物色したりだとか、チープだけど魅力的なガラクタを発見したときがほとんどだ。高額レアものを買って眺める、という楽しみ方を未だ知らない。つまりケチなだけ??だけど、いつかはずらりと何かをコレクションしてみたいという憧れだけはあるのだけど…。 「夕凪の街 桜の国」(こうの史代)をやっと読んだ。わたしも広島出身だが知らないことがたくさんあってビックリした。あとがきでこうのさんも書いてるように、私もわざと「被爆地ヒロシマ」から顔を背けて来たところがある。9.11(NYテロ)以降、「PEACE」を叫ぶのがあたかもカッコイイかのようなそんな風潮を、メディアを通じて時々感じる。「はだしのゲン」を読み直すのも原爆資料館に行くのも本当に辛いけど、PEACEを叫ぶならそこも一度ちゃんと直面しなきゃいけないなあ、とこの本を読んで痛感したのだ。誰かが伝えていかなきゃいけないことだと思う。とはいえ、まだ勇気が足りない、、少しずつやってみよう。 読書:ヨコモレ通信(辛酸なめ子)、金閣寺(三島由紀夫)…すごい組み合わせだ(笑)
by platform_life
| 2006-01-13 01:27
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