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ギャルのすすめる本

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前の職場に、みためギャルっぽいのに、読書に関しては妙に渋い趣味の子がいました。
愛読する作家に、井上ひさし、原田宗典、中島らも等々。
聞けば、もっぱら本はお父さんの本棚から調達してるらしい。
父さんチョイスか。それなら納得。

その子にすすめられて読んでみたのが「テロリストのパラソル」(藤原伊織)。
アル中の中年おやじが主人公で、全共闘時代(学生運動のころ)の話も
出てくるというやはり渋い設定。
「全共闘」って言葉は、なんだか古くさいというか
じぶんには縁遠い気がして、拒絶反応してました。
(ギャルには尚更と思われる)
いまや平和そのものに見える東大キャンパスなどで
机重ねてバリケードとか、立てこもりとかやってたなんて
ほんとに、想像ができないです。

ま、その設定は置いといても
伏線が繋がっていく感じ、気持ちよいです。
主人公の「男の美学」みたいのが、いいです。
相棒となって事件をさぐる、ヤーさんがまたすてきです。

娯楽小説として、普通に、というかかなり楽しめました。
ちなみに、主人公のキャラはちょっとだけ村上春樹の小説を彷彿させるものでした。
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by platform_life | 2008-11-28 02:02 |

蜷川実花@東京オペラシティギャラリー

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そういえば、作品も写真集もちゃんと見たことがなかった蜷川実花。
金魚、花、芸能人、そしてカラフルな写真というイメージ・・・。
今回の展覧会をみても、そのイメージに変わりはないですが、
しかし!
展示の仕方がとても良いせいか
いつまでも会場にたたずんでいたい、そんな気分でした。

「金魚」「花」「旅」「人」「造花」と、
テーマごとに部屋が分かれていて
カーテンをめくって次の部屋に行くと
壁の色・照明などががらっと変わるというとても面白い演出でした。
(恵比寿の写真美術館で「鈴木理策」展に感動したことを思い出しました。これも、雪、桜、森、火の部屋に分かれて演出がすごかったんです)

写真も、印画紙のままや、アクリル額装してあるもの、真っ暗な部屋にライトを当てられた写真が浮かび上がってるものなどなど、いろいろでした。

「人」つまり芸能人のポートレイトコーナーは列ができていました。ミーハーだなあと思いつつ、列に並んでしっかり見るわたし&友人。「これが○○ちゃんだって」「へ〜!ずいぶん変わるねえ」などと一つ一つコメントしつつ。蜷川マジックによって、印象がらっと変わる人と、どこまでもそのまんまな人(しょこたんとか)もいた。個人的には松田龍平が一番お気に入りデス!

美しい写真ってやはり良いです。
目と心の保養になりました。

12/28まで
http://www.operacity.jp/ag/exh99/
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by platform_life | 2008-11-19 15:30 | アート

横浜トリエンナーレへ

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やっと、横浜トリエンナーレに行ってきました。
メイン会場が3つもあるので、少々気合いを入れて
朝10時半に桜木町駅で友人と待ち合わせ。
駅からは無料のシャトルバスで、まずは新港ピアという会場へ向かいました。

海沿いの倉庫みたいな会場、という点では3年前とおなじ。
ですが、今回は作家ごとに細かく部屋が分かれてました。
入ってすぐの部屋は、友人いわく「学園祭の雰囲気」。
うん。たしかに。破壊的創造力とゆーか。
壁が壊されていたり、ゴミ袋が置かれていたり。
“ホワイトキューブ”に押し込まない
自由な作品を最初に持ってくるところは
今回のキュレーションに期待度大。

「見ざる、言わざる、聞かざる」という写真の作品は
一枚が縦5メートル×横20メートル?くらいの大きさ。
浜辺で、野原で、少年の集団がずらっと並び
前の人の口や目,耳を押さえています。
ただそれだけの写真ですが、妙にポエティック。
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しかし、ほか2会場(赤レンガ倉庫、BankART)は
私の好みではなく、残念。でした。

赤レンガは、作品数も少なく、無理に会場に加えたのかな?
と思ってしまいました。
1階は普通に横浜のお土産売ってたり、外では車の展示会やってるし。
ほんと、ザンネン。
あ、通路にメッセージがあるやつは良かったですが。

BankARTは、まず暗いし、寒いし、会場にいるのが辛かった(笑)
楽しみにしていた勅使河原三郎のガラスの上でのダンスも
その日はやっておらず。

チケットは二日使えるので、
気が向いたら三渓園会場にも行ってみるかも。

良い評判ばかり聞いていたのだけど
個人的にはあまり楽しめなかったです。
映像が多いので、映像が好きな人はいいかもです。
あと何かしらパフォーマンスやイベントがあるときに
行った方が楽しめるのではないかと思います。
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by platform_life | 2008-11-16 22:21 | アート

京都下見ツアー

日曜日にギャラリーの短期バイトが終わり
京都へ1泊2日の下見ツアーに出かけてきました。

候補地は
1、賀茂川沿い(下鴨神社から上賀茂神社のあいだ)
  ・・・川沿いにジョギングコースがあるので
2、一乗寺、修学院
  ・・・庶民的な雰囲気、安い物件がありそう
3、蹴上、吉田
  ・・・旦那実家へ自転車圏内
4、琵琶湖畔
  ・・・琵琶湖好きの旦那が所望。

引っ越し予定は1月中旬以降なのでこんかいは町の雰囲気だけを見ることに。
とりわけ、鴨川上流の「賀茂川」は、美しかったです。
しだれ桜が大切に育てられていて(byライオンズクラブ)
冬なんだけど、すでに美しき存在感! 紅葉してたしね。

一乗寺ちかくを流れる高野川も歩いたけど
こちらは草ぼーぼー。あんまり手入れされてない。
おなじ鴨川に合流する仲間なのに、この差はちょっと切ないですなあ。

ついでに紅葉も見てきました。
写真は詩仙堂です。見頃にはまだ遠い感じでしたが
ところどころ朱色に染まってました。
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そして、一乗寺駅ちかくの線路に朝顔らしき花を発見。
この季節に・・、謎です。
線路ににょきにょき蔓をのばす、かなりの強者です。
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by platform_life | 2008-11-12 12:29 | 旅行

the sleeping beautyのライブ@原美術館

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土曜夕方、品川の原美術館でライブがありました。
出演はthe sleeping beautyさん。
ピアノの田村示音さんと、
ボーカル&アコーディオン&サックスの田村みどりさんの
ご夫婦ユニットです。

これまでもカフェや横浜の洋館などで
お二人のライブは拝聴してまいりましたが
今回は夜の美術館というなんとも非日常な空間。
黒い衣装を身にまとったみどりさんと
背筋をすっとのばして静かに鍵盤を弾く示音さん。
二人を見ているだけでなにか幻想的な物語を見ているようでした。

ゲストはのこぎりを奏でるイトウマキさん。
絶妙なコラボレーションでした。ゲストっていうよりも
いるべくして、いる。という感じで。爽やかな風を感じました。

家に帰ってthe sleeping beautyのニューアルバム(上の写真)を聞きながら
「大人っていいなあ。」と、しみじみ思ったのです。
なぜだかこれまで過ごしてきた色んなシーンが
あたまに浮かんでは消えていきました。
ノスタルジックで詩情あふれる・・・というと月並みな表現ですが。
重ねて来た日々を優しくなぞるような音楽・・・なのです。

思い出にのこる、佳き晩秋の一夜でした。
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by platform_life | 2008-11-06 13:56