アート系本屋さん「ナディッフ」が青山から恵比寿に
移転したということで,さっそく行って来ました。 といっても青山の頃のナディッフにも 数えるほどしか行ったことないのですが・・ どちらかというと,地下ギャラリーでこけら落としの Chim↑Pomを見たかったのです。 噂には聞いてたけれど(見たのは初めて) スゴイ。とにかく。 スゴイもん見てしまったかも!! 以下,詳しく述べます。 これから行かれる方は,読まない方が驚き倍増かも。 1階のショップから,らせん階段で下りていくと 薄暗い中に足場が組んであって,なにやら工事中っぽい感じ。 中にいたお兄さんに「ギャラリーですよね」と聞いたら 「はい,そうです」とのこと。 よく見たら足場の下は水浸しで お兄さんは半分水に浸かっている。 なんだなんだ??と少々混乱。 とにかく,光景が普通じゃない。 だってきれいな新築ビルの地下が水浸しで ビール缶やゴミがぷかぷか浮いてるんですもん。 まるで廃墟?ドブ?下水管に迷い込んだかのような。 ぼんやりしてたら,お兄さんがゴンドラに乗りませんかと 傍らに浮かぶビニール製のボートを指す。 誘われるがままに「ゴンドラ」に乗ってしまった私。 これが,意外に気持ちよかったです。 お兄さんがボートを引っ張りながら 「オーソレミィーヨーォ♪」と歌ってくれ 何となくそれらしい気分にも成ってきてなんだか笑えました。 しかしこれは,アート? いや,こんな大胆な発想,アート以外の何でもないハズ。 いや,でもほんとにアートと言えるか? いやいや「アート」でなければ許されないでしょう,こんな狂気・・・。 自問自答を繰り返しながらも もはやそんなことはどうでもよく ただ都会の真ん中のビルの地下でボートに乗る ということは,もう二度とないだろうなあ,とふと思いました。 ここ数年展覧会巡りをしてるけど これほどの驚きはなかったかもしれません。 Chim↑Pomの行く先がひじょーに気になる。 ★Chim↑Pom「日本のアートは10年おくれている」 7/7〜7/26まで #
by platform_life
| 2008-07-24 10:52
| アート
今月前半,2本の映画をみました。
ひとつめは「ジャージの2人」(試写会)。 長嶋有の原作にほぼ忠実につくられてて 原作ファンの私には嬉しい限り。 堺雅人演じる息子と,鮎川誠演じる父親。 父子ふたりで軽井沢の古びた別荘で なんにもしないで,夏休みを過ごす。という話。 といっても,ただのスローライフな映画じゃぁなく。 息子や父の抱える悩みが さわやかな森の中に立ちこめる霧のように 物語全体を静かに覆っていて 時折心がちくりと痛みました。 そして,高原の風景の美しいこと。 ふたつめは「アフター・スクール」。 これまた堺雅人(大泉洋,佐々木蔵之助など)が出演。 いやぁ,面白かったです。 最後,1杯喰わされるという噂は聞いてたけども。 爽快。 もう一度最初から観たくなりました。 #
by platform_life
| 2008-07-15 17:37
知られるようになった山口智子さん。 私が知ったのはCDよりももっと後のことで 去年の夏のギャラリー小柳での展覧会でした。 女の子ワールド+ちょっとの毒気,という 山口さんワールドが今回も展開。 とにかく白パンツ&白パンツ&白パンツ・・・。 小学女子的白パンツ一丁の女の子達が いっぱい登場します。 白パンツは聖なる象徴かもしれない。ふと思いました。 教会に,マリア像の替わりに置いてあったとしても 素直にああ有り難い,と思ってしまいそうなくらいに どこか高貴で,近寄りがたい少女たち。 こんかいのギャラリーは古い雑居ビルで 部屋の中には窓がたくさんあって いかにもギャラリーな感じではなかったです。 みかんを持ってる女の子の絵の上に 壁が陥没したところがあって, そこにみかんのおもちゃ?が置いてあったり 遊び心が感じられるのは◎。 が,ギャラリーがせっかく広いのに ぽつんぽつんとしか作品がないのが 残念なところでした。 *2008.7.4終了 #
by platform_life
| 2008-07-15 11:33
| アート
資生堂ギャラリーの椿会展で見て以来,気になっていた伊庭靖子さんの個展に行ってきました。シーツや,皿,カップなど,その全体や一部分をキャンバスに描いています。それぞれの素材の質感が(布地とその模様の凸凹や,磁器のつるんとした感じ),なんともなめらかで,すこしばかり官能的で,五感に訴えてきます。日常に存在する物の,まったく別の一面がそこには表現されていて,異次元?に迷いこんだような感覚。 ギャラリーには幸い誰もいなかったので,存分にその感覚を楽しんできました。 <展覧会は終了> #
by platform_life
| 2008-07-04 13:41
| アート
ふらりと立ち寄ってみました。 ほとんどが女性を被写体にした写真で, そのあまりにも自然な表情に惹きつけられます。 自然というか,あまりにも何気ない瞬間。 たぶん自分でも気付かないような顔なんじゃないかな。 笑顔をつくったり,ポーズをつくったり 何かしらの演出が加わるのが,被写体の常ですが 演出がないゆえに逆につくりものぽくみえるのが 面白いです。 またまた紹介が遅くなってしまいました。 明日6/26(木)までの開催です。 ▼ガーディアンガーデンサイト http://rcc.recruit.co.jp/gg/index.html #
by platform_life
| 2008-06-25 10:35
| アート
|
ブログパーツ
カテゴリ
お気に入りブログ
ニューヨークの遊び方 てくてく日記 atsukoの頭ん中 ルーマニアへ行こう! L... 器 e n 日々 ーわたしをかたちづ... 一日舎 Akasaka high... TKG Daikanyama aiko tanakaレ... 以前の記事
2011年 03月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 メモ帳
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||