初めて京都でお盆を過ごした。
10日にはご先祖の霊をお迎えする六道珍皇寺の「六道まいり」へ、
義母は毎年行っているらしく、一連の動作(迎え鐘をつく→お線香で塔婆を清める→お地蔵軍団の前に塔婆を立て、槙の葉で水をかける)が手慣れていて、見とれてしまった。
(画像:迎え鐘)
鐘は建物の中に入っていて姿が見えないが、
建物からひょろりと延びる綱を引っ張ると
音が鳴る。
この音は、「十万億土の冥界」に響き渡り、
それを聞いた先祖の霊がこちらへお越しになるのだとか。
そして、あっという間にお盆は終わり、
16日に初めて送り火を見た。
ベランダから遥か彼方に、大文字。
外に出ると、大迫力の舟形あり。
ご先祖の霊をお迎えして
お送りして。
そして、夏も終わるのだなあ・・・。