理科本。

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「黒体と量子猫1 ワンダフルな物理史(古典篇)」
ジェニファー・ウーレット 著/早川書房

さいきん、本を買うお金をけちって、会社の蔵書から借りて読んでる。で、最近読んだのはこれ。かわいらしい猫の表紙と,「文系の方も楽しく読める」というキャッチフレーズにつられて手にとってみた。

しかし,やはり相手は「物理」である。
中性子? 正の電荷・負の電荷? 熱力学の法則?・・・
読めば読むほど頭のなかはハテナマークでいっぱいに・・・。

難しい用語はすっ飛ばして読むとして,物理史に名を馳せた数々の偉人たちのエピソードは面白かった。発明王・エジソンは,自分の発明ビジネスを脅かす他人の新発明を徹底的につぶしていったらしい、とか。

逆に、エジソンにつぶされそうになったテスラという人(交流電力を発見した)は、お金にも名声にも無頓着で、自分の技術に対するライセンス料すら受け取らなかったので、貧困のさなかに死んでいったらしい。テスラはただ自分の技術が後世の人々の生活の役に立てれば。。とのみ望んでいたとか。なんて良き人なんでしょう。

ハーシェルという人は音楽家として名声をおさめていたにも関わらず、35歳で突然天文学者に転向。自費で作り上げた大きな望遠鏡で毎晩星を観察し、それを読み上げて妹が記録するというのを20年続け、空の地図を作り上げたという。超地道だ。。。絶対まね出来ぬ。

地位や名声のためじゃなく、好きだから突き詰めたって人が、
やっぱりかっこいいなあ。
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by platform_life | 2007-08-23 00:08 |
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