SMOKE LINE風の河を辿って/津田直@資生堂ギャラリー

中国、モンゴル、モロッコで遊牧民と生活をともにしながら撮ったという写真が展示されてます。最初の大きな展示室では、三方向の壁をぐるりと風景写真が並んでいました。草原や砂漠など別々の場所だけど、地平線がそろえてあるので、展望台から180度見渡せる壮大なパノラマを見てる感じです。
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風景写真といえば風景写真。
でもこの人の写真にはそれだけじゃない何かがある気がします。

ギャラリーで渡されたチラシに作家の文章が載ってました。

「世界を透明に見通すには、目を瞑ることを恐れてはならない。
 世界は透明な帯で保たれているのだ。
 すなわち風の河」

世界とは、地球とは?
っていう漠然とした問いに対して
答えられる言葉はなかなか見つからないです。
でもこの作家の場合は、各国をまわってたどり着いた答えが
「風の河」という帯で保たれた場所、だった・・・。
風の河とは、つかみ所がなくってむずかしい言葉。
でも聞けば聞くほど、ロマンチックな響き。

地球上のあらゆる場所はすべて繋がっていて
特別な場所なんていうのはどこにもないのかもしれません。

チラシの全文を読むと、写真家であると同時に詩人だ、と思いました。
展示では、一緒にモロッコを旅したベルベル人の詩も写真に添えられています。
それがまたいい雰囲気なのです。

SMOKE LINE風の河を辿って/津田直@資生堂ギャラリー
12/21(日まで)
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by platform_life | 2008-12-08 11:16 | アート
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